一般病院の特徴・メリット・デメリット


一般病院の特徴

ここでの一般病院とは、大学病院や地域医療支援病院などとは異なり、大病院と地域の開業医・診療所・クリニックとの間に立つような中小規模の病院のことを指します。一般病院は、いわゆる急性期病院とも異なり、急性期の一般病床だけではなく療養病床や精神病床を持つケアミックス型の病院も多いのが特徴です。

その地域に密着した病院として健康診断や人間ドック、生活習慣予防などにも力を入れており、地域に根づいた医療を展開しています。

一般病院で働くメリット

一般病院で働く主なメリットとしては、下記のような点が挙げられます。

  • 超急性期よりは平均在院日数も長めで、患者とじっくり向き合える
  • 地域に根差した医療に携われる

一般病院の場合、バリバリの急性期病院と比較すれば患者の平均在院日数も長めで、一人一人の患者とじっくり向き合うことも可能です。ただし、これは部署や科目、患者の方の症状によっても大きく異なるため、一概には言えません。また、地元の開業医や診療所と大病院をつなぐ役割として、地域に根差した医療に携われる点は魅力だと言えるでしょう。小規模な病院であれば、地元の方々の顔が見える看護ができるはずです。

一般病院で働くデメリット

一方、一般病院で働く主なデメリットとしては、下記のような点が挙げられます。

  • 大病院と比較すると、給与は低め
  • 看護師不足の病院が多く、休みがとりづらいことも

仕事量との兼ね合いもあるため一概にデメリットということはできませんが、一般病院はやはり大病院と比較すると給与が低い傾向にあります。バリバリの急性期では肉体的・精神的にもしんどいので、多少給料が下がってもゆとりを持って働きたいという方には良いかもしれません。

たたし、特に地方の一般病院などでは深刻な看護師不足に悩まされている病院も多く、看護師一人一人の負担が大きくなりがちで休みも取りづらいという声も耳にします。

一般病院への転職をお考えなら

一般病院は、超急性期を脱した患者と在宅をつないだり、開業医と大病院をつないだりするのが役目なので、超急性期の大病院よりはゆとりを持って働けるというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、そのぶん給与が低かったり、施設・設備面のハードや研修・福利厚生などのソフトが充実していなかったりと、環境面では必ずしも恵まれているわけではない病院も数多くあります。

また、中には看護師不足により看護師ひとりひとりが大きな負担を背負っているケースも見られますので、転職をする前にしっかりと内情を把握しておくことがとても重要です。地元に気になる病院がある場合は、まずは看護師専門の転職支援会社に相談してみて、その病院の内情や過去に働いていた看護師の口コミ、体験談などを教えてもらいましょう。

特におすすめの看護師専門転職支援会社としては、下記が挙げられます。

一般病院は、地域医療の拠点として様々な分野に携わることができる非常に魅力的な選択肢のひとつですが、病院によって内情は大きく異なりますので、ぜひしっかりと事前に情報収集をしてから入職するかどうかを検討するようにしましょう。


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