本日は、教育体制が充実している病院を選ぶ際のポイントについてご紹介したいと思います。
病院を比較する際に、教育体制が充実しているかどうかを見抜くポイントは下記となります。
- 「未経験歓迎」「ブランク歓迎」の記載があるか?
- 認定看護師・専門看護師に関する記載があるか?
- クリニカルラダー制をとっているか?
- 教育・研修制度に関するページを設けているか?
それでは、それぞれの項目についてご説明していきます。
「未経験歓迎」「ブランク歓迎」の記載があるか?
求人票や募集要項の中に「未経験歓迎」「ブランク歓迎」と記載してある病院の場合は、教育・研修制度に自信を持っている可能性が高いです。未経験やブランク有の看護師でも戦力羽化できる、ということの裏返しでもあるからです。
逆に「経験者歓迎」といったような記載をする場合、教育・研修に人と時間を割く余裕がない可能性もありますので、注意が必要です。
認定看護師・専門看護師に関する記載があるか?
ホームページに認定看護師や専門看護師の人数が記載されていたり、資格取得支援制度、資格手当などについての記載が充実している場合もおすすめです。病院として資格取得を全面的にバックアップしている可能性が高いからです。
教育・研修制度に関するページを設けているか?
病院の中には、ホームページ上で教育・研修制度に関する説明を写真つきで丁寧に掲載しているところもあります。こうした病院も、教育・研修制度に自信がある証拠ですのでおすすめです。
クリニカルラダー制をとっているか?
クリニカルラダー制とは、看護師の経験・スキルに応じたキャリアの成長段階によってレベル1から4の順にステップアップすることを狙いとした教育制度のことを指し、最近ではこのクリニカルラダー制を導入する病院も増えてきています。
クリニカルラダー制を導入している病院の場合、入職後1年間で研修は終わりといったことはなく、その後も段階に応じて継続的に教育機会を与えられます。
看護師の仕事は新人時代はもちろん、管理職になってもまだ学ぶことはたくさんありますので、自分の成長段階に応じて継続的な学習機会が欲しいという方にはおすすめです。
まとめ
上記のように、病院のホームページや求人をよくよく見てみれば、直接病院の担当者に聞かなくてもある程度はその病院の教育体制に関する内情が見えてきます。
病院選びをする上で教育・研修体制を特に重視したいという方はぜひ参考にしてくださいね。